すずめいろ‐どき【雀色時】
空が雀色に薄暗くなった時分。夕暮れ時。夕方。たそがれどき。「半蔀(はじとみ)の間から、—の往来をのぞいている」〈芥川・偸盗〉
リッセ【Lisse】
オランダ南西部、ゾイトホラント州の町。ライデンの北東約10キロメートルに位置する。北隣のヒレホムとともに、同国における球根栽培の中心地として知られる。球根研究所や検疫センターのほか、世界最大級の...
ふうど【風土】
福永武彦の長編小説。著者が大学を卒業した昭和16年(1941)に執筆を開始、約10年の執筆期間を経て昭和26年(1951)に完成。第2部をのぞいた省略版が昭和27年(1952)に刊行。その後、増...
ひとつ‐くち【一つ口】
1 1箇所だけの口。 2 同じであるように言うこと。「我等と—になぞいふは」〈落窪・一〉 3 口をそろえて言うこと。異口同音。「おのおの—に申しけるは」〈仮・伊曽保・上〉 4 ひっくるめて言うこ...
ヒレホム【Hillegom】
オランダ南西部、ゾイトホラント州の町。ライデンの北東約15キロメートルに位置する。南隣のリッセとともに、同国における球根栽培の中心地として知られる。毎年4月に春の花のパレードが行われる。ヒルレーゴム。
ひっ‐こ・む【引っ込む】
《「ひきこむ」の音変化》 [動マ五(四)] 1 ㋐突き出たものが、元のほう、元の状態に戻る。「ダイエットで腹が少し—・んだ」 ㋑本来の面よりも内に入り込んだ状態になる。「寝不足で目が—・む」 ...
フラールディンゲン【Vlaardingen】
オランダ南西部、ゾイトホラント州の都市。ロッテルダムの西約10キロメートルに位置し、同一都市圏を構成する。新マース川に面する河港をもち、造船業と水産加工業が発展した。11世紀から12世紀にかけて...
ひざ‐こぞう【膝小僧】
衣服などからのぞいている膝頭(ひざがしら)を擬人化していった語。
ひたい‐つき【額突き/額月】
1 「月代(さかやき)」に同じ。「—の跡もってのほかにさがりたれば」〈太平記・二一〉 2 《形が1に似るところから》常の御所や居間の壁などの中央に設けた小さな出入り口。上部を半月形にしてある。「...
ぶっこ‐ぬ・く【打っこ抜く】
[動カ五(四)] 1 突き抜く。また、仕切りをとりのぞいて続かせる。ぶちぬく。「山を—・いて隧道(ずいどう)をつくる」 2 勢いよく抜き去る。「釘を—・く」 3 間を抜いてとばす。転じて、休演す...