こうようぐんかん【甲陽軍鑑】
江戸初期の軍学書。20巻。武田信玄の臣、高坂昌信の著述というが、小幡景憲(おばたかげのり)編纂説が有力。信玄を中心とし、甲州武士の事績・心構え・理想を述べたもの。
ごまのは‐ぐさ【胡麻の葉草】
ゴマノハグサ科の多年草。湿気のある草地に生え、高さ約1.2メートル。ゴマに似た葉をもち、夏、黄緑色の壺形の花を総状につける。根を乾燥したものを漢方で玄参(げんじん)といい、解熱・消炎薬として用い...
クライヨーバ【Craiova】
ルーマニア南西部の都市。ジウ川沿いに位置する。古代ダキアの要塞に起源し、中世以降、ワラキア公国の政治・経済・文化の中心地となった。第二次大戦後、火力発電所が建設され、工業都市として発展。自動車工...
くがい‐そう【九蓋草】
オオバコ科の多年草。山地や高山に生え、高さ約1メートル。葉は輪生し9層ほどつく。夏、茎の先に紫色の小花を尾状につける。虎の尾。九階草(くかいそう)。
がら‐つ・く
[動カ五(四)]がらがら音がする。「朴歯(ほおば)の下駄を—・かせて」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
かん【竿】
[人名用漢字] [音]カン(呉)(漢) [訓]さお 〈カン〉竹の幹でこしらえた細長い棒。さお。「竿灯・竿頭/竹竿(ちっかん)・灯竿」 〈さお(ざお)〉「竿竹・竿秤(さおばかり)/竹竿・旗竿」
かん‐ばせ【顔】
《「かおばせ」の音変化》 1 顔のようす。顔つき。容貌(ようぼう)。「花の—」 2 体面。面目。「何の—あって父母にまみえんや」
かわ‐ぢしゃ【川萵苣】
オオバコ科の越年草。湿地に生え、高さ20〜60センチ。葉はチシャに似る。5、6月ごろ、白い小花を総状につける。
きた‐がわ【北川】
福井県西部を流れる川。滋賀県高島市北部の三十三間山(標高842メートル)東麓に源を発し、天増(あます)川として南流し寒風(さむかぜ)川と県境で合流し、北川となる。北西流して三方(みかた)上中郡若...
かれ‐すすき【枯れ薄】
枯れたすすき。かれおばな。《季 冬》「うちなびき音こそなけれ—/茅舎」