おかげ‐まいり【御蔭参り】
1 江戸時代、御蔭年(おかげどし)に諸国の庶民が伊勢神宮に参詣(さんけい)したこと。《季 春》→抜け参り 2 神仏にかけた祈願が成就したあとのお礼参り。
おにがわら【鬼瓦】
狂言。都に出てきた大名が訴訟に勝って因幡(いなば)堂へお礼参りに行ったとき、鬼瓦を見て国もとの妻の顔を思い出して泣くが、太郎冠者に慰められて、笑う。
かえり‐もうし【返り申し】
1 使者が帰ってきて返事や報告をすること。また、その内容。復命。「長奉送使(ちゃうぶそうし)にてまかり下りて、—の暁」〈続古今・離別・詞書〉 2 神仏へ祈願のお礼参りをすること。報賽(ほうさい)...
願(がん)果(は)た・す
神仏に祈願をし、それがかなったときお礼参りをする。「いろいろの—・し申すべきよし御使して申させ給ふ」〈源・明石〉
さい【賽】
[音]サイ(呉)(漢) 神仏にお礼参りをする。「賽銭・賽物(さいもつ)/報賽」 [難読]賽子(さいころ)
さい・する【賽する】
[動サ変][文]さい・す[サ変]神仏にお礼参りをする。また、賽銭をあげて、神仏を礼拝する。「宇佐八幡宮に—・して」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
ほう‐さい【報賽/報祭】
祈願が成就したお礼に神仏に参拝すること。お礼参り。
ほど・く【解く】
[動カ五(四)] 1 結んだり、縫ったり、もつれたりしたものをときはなす。とく。「荷物を—・く」「着物を—・いて洗い張りする」「からんだ糸を—・く」 2 迷いや疑いをはらす。正しく判断する。「...