かい‐ぐ【戒具】
刑事施設に拘禁されている人の暴行・逃走・自殺などを防ぐため、その身体の自由を拘束する器具。手錠・捕縄などの類。
かい‐ぐ【皆具】
1 装束・武具・馬具などのその具一式がそろっているもの。 2 茶の湯で、台子(だいす)や長板に飾る茶道具一式。風炉・釜・水指・杓立て・建水・蓋置きなど。
かい‐ぐい【買(い)食い】
[名](スル)菓子などを自分で買って食べること。主に子供の場合にいう。
かい‐ぐう【会遇】
[名](スル)偶然出あうこと。出くわすこと。めぐりあい。遭遇。
かい‐ぐさ【飼(い)草】
家畜の飼料にする草。かいば。
かい‐ぐすり【買(い)薬】
医師の処方によらないで、薬屋から買う薬。売薬(ばいやく)。
かい‐ぐら【貝鞍】
《「かいくら」とも》鞍橋(くらぼね)の一。鞍橋の表面に、夜光貝や青貝で文様を刻んではめ込み、漆を塗って研ぎ出したもの。螺鈿(らでん)の鞍。
かい‐ぐり【掻い繰り】
1 掻い繰ること。 2 幼児の遊びで、両手を胸の辺りで横にしてぐるぐる回すもの。「ちょちちょちあわわ、—、—、とっとのめ」
かい‐く・る【掻い繰る】
[動ラ五(四)]《「かきくる」の音変化。「かいぐる」とも》両手を交互に動かして、手元に引き寄せる。たぐり寄せる。「馴れない手に手綱を—・りながら、言った」〈芥川・芋粥〉
かい‐ぐん【海軍】
海上の国防を主な任務とする軍備・軍隊。日本では江戸末期に成立。維新後は天皇の統帥のもとに陸軍と併存したが、第二次大戦後に廃止。 [補説]書名別項。→海軍