しのぶ【忍】
1 シノブ科の多年生のシダ。山中の岩や樹木に着生。根茎は褐色の鱗片(りんぺん)を密にかぶり、葉身は三角形で細かく裂ける。江戸時代から根や茎を丸めて釣り忍として観賞用にする。しのぶぐさ。《季 夏》...
シネマ‐コンプレックス【cinema complex】
複合映画館。一つの建物に映画館が複数併設されているもので、客の嗜好(しこう)にきめ細かく対応できるなどの利点がある。欧米に多くみられたが、日本にも平成5年(1993)に導入されて以降、数が増えて...
し・む【染む/沁む/浸む/滲む】
[動マ五(四)] 1 「染みる」に同じ。「寒さが身に—・む」「花の香は散りにし枝にとまらねどうつらむ袖にあさく—・まめや」〈源・梅枝〉 「吹きくる風も身に—・まず」〈平家・五〉 2 色などに染...
じっとく‐よのばかま【十徳四幅袴】
十徳を着て四幅袴を着用した服装。犬追物(いぬおうもの)の矢取り・犬引き、または馬の口取りや板輿(いたごし)をかく者などが用いたもの。
しっ‐か【膝窩】
ひざの後ろ側のくぼんだ部分。ひかがみ。膝膕(しっかく)。
ジッヘル【(ドイツ)Sicherung】
[名](スル)登山で、確保(かくほ)2の古い言い方。ビレー。
死(し)ぬる子(こ)は眉目(みめ)よし
早く死ぬような子は、とかく顔だちが美しいものである。
しで‐の‐やまじ【死出の山路】
死出の山の険しい山道。「見し世にぞかくも言はましなげきなく—をいかで越ゆらむ」〈宇津保・国譲上〉
しみ‐に【茂みに】
[副]すきまなくいっぱいに。「梅の花み山と—ありともやかくのみ君は見れど飽かにせむ」〈万・三九〇二〉
しもつかれ
大根おろしに酒粕(さけかす)、煎り大豆、塩鮭の頭、細かく切った野菜などを加えて煮た料理。栃木県などの郷土料理で、古くは大根おろしと煎り大豆に酢をかけてつくった。初午(はつうま)の日に稲荷神社に供...