かた‐ほお【片頰】
左右いずれか一方のほお。「男は三年に—笑う」
かた‐ほとり【片辺/偏辺】
1 かたすみ。周辺。近辺。「嵐山へ着き、渡月橋の—まで来たわれわれ一行は」〈三島・金閣寺〉 2 都から遠く離れた所。片田舎。
かた‐ぼう【片棒】
駕籠(かご)を担ぐ二人の一方。相棒。
かた‐ぼうえき【片貿易】
2国間の貿易が均衡を失い、一方が輸出超過または輸入超過にかたよる状態。
片棒(かたぼう)を担(かつ)・ぐ
計画に加わって協力する。荷担する。多く、悪いことにいう。「悪事の—・ぐ」
カタボリズム【catabolism】
⇒異化(いか)2
かた‐ま【堅間】
目を細かく編んだ竹かご。勝間(かつま)。筐(かたみ)。「無目(まなし)—を以て浮け木に為(つく)りて」〈神代紀・下〉
かた‐まい【片舞】
東遊(あずまあそ)びを構成する駿河舞・求子舞(もとめごまい)の二つの舞のうち、求子舞だけを舞うこと。→諸舞(もろまい)
かた‐まえ【片前】
1 洋服の上着やコートなどで、打ち合わせが浅く縦1列のボタンで留めるようにしたもの。シングル。 2 着物の前を合わせたとき、外側になる部分。上前(うわまえ)。
かた‐まく【片幕】
1 能で、揚げ幕の客席から見て向かって右側を、少し片寄せて出入りすること。囃子方(はやしかた)・後見(こうけん)・語り間(あい)などの登場・退場に用いる。→半幕 →本幕 2 歌舞伎劇場の舞台と客...