き‐おどし【黄威】
黄染めの糸・革を用いた鎧(よろい)の威。
き‐おも【気重】
[名・形動] 1 気分がふさいで、積極的に何かをする気にならないこと。また、そのさま。「失職して—な毎日」 2 相場が低調で、取引が活発でない状態。
き‐おもて【木表】
板の、樹心から遠い面。⇔木裏。
き‐おり【木折り/気折り】
[名・形動ナリ]無骨で愛想のないこと。また、そのさま。「田舎侍の、—に強(こはごは)しかりけるが」〈盛衰記・三〉
き‐おりもの【生織物】
生糸で織り、あとで精練した絹織物。羽二重・縮緬(ちりめん)など。生織り。→練り織物
き‐おろし【着下ろし】
1 新しい衣服に初めて袖を通すこと。また、その衣服。 2 着ふるした衣類を目下の者などに与えること。また、その衣類。おさがり。「奥様—の小袖」〈浮・五人女・二〉
き‐おん【黄苑】
キク科の多年草。深山に生える。高さ60〜90センチ。葉は披針形で縁にぎざぎざがあり、互生。夏、多数の黄色い花を散房状につける。ひごおみなえし。
き‐おん【気温】
大気の温度。ふつう地上1.5メートルの高さの通風のよい日陰で計った温度をいい、百葉箱に入れた温度計を用いる。
き‐おん【基音】
楽器の弦や管などの発音体の固有振動のうち、振動数の最も少ない基本振動によって生じる音。音の高さは、その基音で決まる。基本音。
き‐おん【棄恩】
仏語。真理の道に入るため、父母の恩を捨てて世俗への執着を断つこと。