かき‐つく・す【書(き)尽(く)す】
[動サ五(四)] 1 書くべきことを残らず書く。思う存分に書く。「感想は手紙で—・した」 2 用紙などを全部使って書いてしまう。「手持ちのはがきを—・した」
せん‐けつ【先決】
[名](スル)先に決めること。他に先立って解決すべきこと。「—すべき課題」
せんげんてき‐はんだん【選言的判断】
論理学で、命題において二つ以上の選言肢が含まれ、少なくともそのうちの一つが選択されるべきことを立言する判断。離接的判断。選言判断。→定言的判断 →仮言的判断
ワトソン【John Broadus Watson】
[1878〜1958]米国の心理学者。行動主義を提唱し、従来までの内観法に対して、客観的に観察できる刺激と反応の関係を研究すべきことを主張。著「行動主義」など。
ほり‐だ・す【掘(り)出す】
[動サ五(四)] 1 地を掘って中の物を取り出す。「遺跡を—・す」 2 思いがけず珍しい物や安くてよい物を手に入れる。「古書展で希覯本(きこうぼん)を—・す」
まき‐おとし【巻(き)落(と)し】
相撲のきまり手の一。まわしをとらず、差し手で相手のからだを抱きかかえ、巻きこむようにしてひねり倒す技。
まかな‐もち【真鉋持ち】
[枕]鉋(かんな)で弓を削る意から、地名の「弓削(ゆげ)」にかかる。「—弓削の川原の埋れ木の顕はるましじきことにあらなくに」〈万・一三八五〉
まぎ・れる【紛れる】
[動ラ下一][文]まぎ・る[ラ下二] 1 入りまじって区別がつかなくなる。また、はっきりしなくなる。「人込みに—・れて見失う」「勝負の行方が—・れてくる」 2 似通っていて見分けがつかなくなる。...
ほど‐な・し【程無し】
[形ク] 1 距離が小さい。また、高くない。「海も浅し山も—・しわが恋を何によそへて君に言はまし」〈拾遺・恋一〉 2 広さがない。狭い。「—・き所なれば、君もやがて聞き給ふ」〈源・若紫〉 3 時...
まこと・し【真し/実し】
[形シク]《「まこと」の形容詞化》 1 真実に見えるさま。本当だ。「—・しくとりなし言はれむ音聞きの」〈夜の寝覚・一〉 2 本格的である。正統である。「ありたきことは、—・しき文の道」〈徒然・一〉