きさん‐かじょ【岐散花序】
有限花序の一。花軸の先端に花がつき、その下から対生する枝が出て、それぞれの先端に花をつけることを繰り返すもの。オミナエシ・ハコベなどにみられる。
キサンガニ【Kisangani】
コンゴ民主共和国北東部の都市。旧称スタンリービル。コンゴ川中流のボヨマ滝付近に位置する。古くからアラブ人の交易の要地であり、19世紀末、探検家ヘンリー=スタンリーが訪れ、町を開いた。20世紀初頭...
き‐さんご【木珊瑚】
1 まだ加工されない、枝の形をしたままのサンゴ。 2 レンプクソウ科の常緑小高木サンゴジュの別名。
き‐さんご【黄珊瑚】
花虫綱キサンゴ科の腔腸(こうちょう)動物。イシサンゴの一種。水深50〜100メートルの海底で、高さ約30センチの樹枝状の群体になる。個体は円筒形で、枝から突き出し、共肉は赤く、触手は黄色、骨格は...
き‐さんじ【気散じ】
[名・形動] 1 心の憂さをまぎらすこと。また、そのさま。気ばらし。「近郊の遊覧地へ—な一日を暮しに行った」〈芥川・秋〉 2 気苦労のないこと。また、そのさま。気楽。のんき。「—な暢気(のんき)...
キサンタン‐ガム【xanthan gum】
多糖類の一種。砂糖溶液やでんぷん中で細菌の一種が産生。水溶性の天然糊料であり、増粘安定剤、乳化剤、化粧水の保水剤として用いられる。
キサンチン【(ドイツ)Xanthin】
尿酸の前駆物質の酸化生成物。多くの臓器と尿中に発生し、尿結石を形成することがある。
キサントゲン‐さん【キサントゲン酸】
《xanthogenic acid》エチルアルコール中で水酸化カリウムと二硫化炭素とを反応させてできるカリウム塩を、希酸で処理して得られる無色の液体。化学式C2H5OCSSH
キサントフィル【xanthophyll】
カロテノイドのうち、水酸基などの形で酸素を含む一群の色素。動植物に広く分布。卵黄に含まれるルテインなど。葉緑体に含まれるものは光合成の補色色素として働く。葉黄素。
キサントプロテイン‐はんのう【キサントプロテイン反応】
《xanthoprotein》たんぱく質の検出反応の一。試料に硝酸を加えて加熱すると黄色になり、冷やしたのちアンモニアを加えると橙(だいだい)色になる。