きぶ・い
[形][文]きぶ・し[ク]《中世・近世上方語》 1 厳格である。「—・い人でよく清規を行はれたぞ」〈百丈清規抄・四〉 2 苛酷で容赦がない。「法が—・ければ」〈史記抄・李斯伝〉 3 がまんできな...
きのうせい‐しょくひん【機能性食品】
体調を整える効果をもつとされる加工食品。栄養や味ではなく、生体調節機能を人工的に強化している。食物繊維を入れた飲料など。保健機能食品とは違い、効能を示すことはできない。ファンクショナルフード。
きはん‐りょく【既判力】
確定した判決のもつ効力の一。一旦判決が確定すれば、その後同一の事件が訴訟上問題となっても、当事者はこれに反する主張をなしえず、裁判所もそれに抵触する内容の裁判ができないという拘束力をいう。
き‐び【機微】
表面だけでは知ることのできない、微妙なおもむきや事情。「人情の—に触れる」
ぎじ‐かがく【疑似科学】
いかにも科学的であるように見えるが、科学的根拠がなく、実証も反証もできない事柄。例えば、血液型と性格の関係など。
きけん‐さいけん【危険債権】
金融機関が金融再生法に基づいて分類・開示する債権の区分の一つ。経営破綻の状態には至っていないが、財政状態・経営成績が悪化し、契約に従った元本の回収や利息の受け取りができない可能性が高い融資先に対...
き‐やく【既約】
数学で、分数の分母・分子が1以外の公約数をもたないこと。また、整数や整式が二つ以上の因数の積に分解できないこと。
かん‐ふぜん【冠不全】
心臓の冠状動脈が心筋の活動に必要な酸素量を十分に供給できない状態。冠状動脈の硬化症・血栓症などでみられる。
かんのう‐けんさ【官能検査】
人間の感覚(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)によって、製品の品質を判定する検査。人の好みなど、機械では測定できない場合などに用いられる。官能試験。
がんばん‐きせい【岩盤規制】
役所や業界団体などが改革に強く反対し、緩和や撤廃が容易にできない規制。 [補説]1980年代以降、経済成長の観点から多様な分野で規制緩和が行われた中で、既得権益を持つ関係者の強い反対にあって問題...