ほね‐ぼそ【骨細】
[名・形動]骨が細いこと。体格がほっそりしてきゃしゃなこと。また、そのさま。⇔骨太。「芝居に出て来る若旦那そのままにきゃしゃで—なのがあり」〈谷崎・春琴抄〉
あえか
[形動][文][ナリ] 1 か弱く、頼りないさま。きゃしゃで弱々しいさま。「まだいと—なる程もうしろめたきに」〈源・藤裏葉〉 2 光や音など自然のものや、夢・希望などが、はかなげで美しいさま。「...
もみ‐こ・む【揉み込む】
[動マ五(四)] 1 もんで中へ入れる。「肉に塩コショウを—・む」 2 教え込む。仕込む。「よろづ花車事(きゃしゃごと)の分は銀(かね)に飽かせて—・み」〈浮・禁短気・二〉
し‐だ・す【仕出す/為出す】
[動サ五(四)] 1 しはじめる。とりかかる。「ようやく仕事を—・す」 2 注文に応じて、料理を作って届ける。「精進料理を—・す」 3 「しいず1」に同じ。「かたのごとく御湯—・いてまゐらせたり...
な‐のに
[連語]《断定の助動詞「だ」の連体形または形容動詞の連体形活用語尾+接続助詞「のに」》…にもかかわらず。…だけれども。「来たばかり—もう帰るのか」「体つきはきゃしゃ—丈夫な人だ」
スリム【slim】
[形動]ほっそりしたさま。細身できゃしゃなさま。「—なからだつき」「—なジーンズ」
ひわ‐やか【繊弱やか】
[形動ナリ]細く弱々しいさま。きゃしゃ。「いみじう—に美しうおはします」〈栄花・本の雫〉
ま‐ちゅうこ【真中古】
瀬戸焼の2代目藤四郎基通が焼成したと伝える茶入れ類。釉(うわぐすり)は柿黒。口造りが華奢(きゃしゃ)で、糸切りが荒い。
ほそ‐み【細身】
つくりのきゃしゃなこと。普通より細く作ってあること。また、そのもの。「—のスラックス」「—の女性」
ほそ‐づくり【細作り】
1 細く作ること。また、そのもの。「—の刀」 2 からだが細くきゃしゃなこと。また、そのからだ。「—の人」