うや‐むや【有耶無耶】
[名・形動] 1 《有るか無いかの意から》物事がどうなのかはっきりしないこと。また、そのさま。あいまいなさま。「責任を—にする」「そんな—な結論では困る」 2 思いわずらって胸がすっきりしないこ...
うらかみ【浦上】
長崎市北部の地名。キリシタンの里で、浦上天主堂がある。原爆の爆心地。
うらかみ‐くずれ【浦上崩れ】
江戸幕府が寛政2〜慶応3年(1790〜1867)にかけて4回にわたって長崎浦上の隠れキリシタンを弾圧した事件。
うらかみのたびびとたち【浦上の旅人たち】
今西祐行の小説。明治初期、流罪となった長崎県浦上のキリシタン達の苦悩を描く。昭和44年(1969)刊行。
うりょく‐りん【雨緑林】
熱帯から亜熱帯の乾季・雨季がはっきり交代するモンスーン地帯で、雨季に葉をつける落葉広葉樹で構成される森林。チーク林・モンスーン林・サバンナ林など。季節風林。
うる・む【潤む】
[動マ五(四)] 1 湿りけを帯びる。また、水分を帯びて、くもったようになる。物の輪郭がぼやける。「霧に—・む町の灯」 2 目に涙がにじむ。「目が—・む」 3 涙で声がはっきりしなくなる。涙声に...
うんぜん‐だけ【雲仙岳】
島原半島中央部の活火山群。複式火山群で、最高峰は平成新山の標高1483メートル。ミヤマキリシマや霧氷がみられる。「温泉(うんぜん)岳」とも書き、また肥前風土記には「高来峰(たかぎみね)」と記され...
うん‐どん【饂飩】
「うどん(饂飩)」に同じ。「—か、ぬるむぎ、あつむぎ、ひやむぎ、きりむぎ、まんぢゅうでもなかったか」〈虎明狂・文蔵〉
えい【穎】
1 イネ科植物の、花・小穂(しょうすい)の外側にある葉状の2枚の小片。花を包むものを花穎、小穂の付け根にあるものを苞穎(ほうえい)という。 2 稲の穂先。 3 錐(きり)の先。また、筆の穂先。 ...
えい【穎】
[音]エイ(漢) 1 稲の穂先。「穎果」 2 錐(きり)や筆など、とがった物の先。「穎脱/毛穎」 3 才知が鋭い。「穎悟・穎才」 [補説]3は「英」を代用字とすることがある。「頴」は異体字。 [...