ぎょう‐てん【仰天】
[名](スル)《天を仰ぐほど驚く意》ひどくびっくりすること。「—して腰を抜かす」
ぎょう‐てん【暁天】
明け方の空。また、夜明け。
ぎょうてん‐の‐ほし【暁天の星】
明け方の空は星がまばらであること。数の少ないことのたとえ。暁星。
ぎょう‐とう【行頭】
文章などの行のはじめ。⇔行末。
ぎょう‐とく【行徳】
仏道修行によって身に備わる徳。
ぎょうとく【行徳】
千葉県市川市南部の地名。江戸川の河港、成田街道の宿場町として発達。江戸時代は製塩が盛んであった。工業地・住宅地。新浜鴨場と野鳥観察舎がある。
ぎょう‐どう【行道】
1 仏道の修行をすること。 2 法会で、僧が行列して読経しながら仏像や仏堂の周囲を右回りにめぐること。 3 法会で、僧が行列して読経しながら道を練り歩くこと。御練(おね)り。
ぎょう‐どう【凝当/凝濁】
杯の底に残った酒。また、その酒で、杯の口を当てた部分を洗い流すこと。また、杯の飲み残しを捨てるための容器。魚道(ぎょどう)。「—と申し侍るは、底に凝(こ)りたるを捨つるにや候ふらん」〈徒然・一五八〉
ぎょうどう‐めん【行道面】
行道3に用いる仮面。法会によって獅子(しし)・菩薩(ぼさつ)・天童・八部衆などがある。
ぎょう‐にん【行人】
1 仏道を修行する人。行者(ぎょうじゃ)。 2 比叡山延暦寺の堂衆(どうじゅ)。 3 高野山で、山中で修行する者。また、高野三方(さんかた)の一で、学僧が法事や修行などをするとき、雑事を務める僧...