こ‐わっぱ【小童】
《「こわらは」の音変化》子供や未熟者をののしっていう語。小僧。若僧。「—のくせに口出しをするな」
さ
［終助］種々の語に付く。 １ 自分の判断や主張を確認しながら念を押す意を表す。「ぼくにだってできる—」「お歴々にも負けることはおりない—」〈浄・鑓の権三〉 ２ 傍観的な、多少投げやりな調子で、...
さばき【裁き／捌き】
１ （裁き）理非を明らかにすること。裁判。審判。「法の—を受ける」「神の—が下る」 ２ 手先を使って物事をうまく取り扱うこと。「袱紗(ふくさ)—」「鋏(はさみ)の—がまるで下手なくせに」〈高見・...
しゃなら‐しゃなら
［副］「しゃなりしゃなり」に同じ。「小娘のくせに—として」〈蘆花・思出の記〉
しゃら‐くさ・い【洒落臭い】
［形］［文］しゃらくさ・し［ク］しゃれたまねをする。小生意気だ。「素人のくせに—・いことを言う」
しろと‐すい【素人粋】
しろうとのくせに粋人ぶる者。半可通。「ものに馴(な)れたる客は格別、まだしき—は恐れてこなす事ならず」〈浮・一代女・一〉
ジェンダー‐ハラスメント【gender harassment】
《ジェンダーは社会的・文化的な性差》性別により社会的役割が分かれるという考えに基づくいやがらせ。具体的には、「男（女）のくせに」といった発言をする、男性だけに残業や力仕事をさせる、女性だけに給仕...
ぞ‐い
［連語］《終助詞「ぞ」＋終助詞「い」。近世語》活用語の終止形に付いて、単独の「ぞ」よりいくぶん柔らかい、聞き手への働きかけの気持ちを表す。終助詞「な」「なあ」「の」などを伴うこともある。「膽玉(...
ちんぴら
１ まだ一人前でないのに大人ぶったり、大物らしく気取ったりする者を、あざけっていう語。「—のくせに生意気を言うな」 ２ 不良少年少女。また、やくざなどの下っ端。「町の—」
とく‐せん【得選】
１ 《采女(うねめ)の中から選ばれた者の意》御厨子所(みずしどころ)の女官で、食膳および雑事に従事した女房。とくせに。 ２ 律令制で、考課の対象となる官職。
