く‐とう【句読】
1 文を読むとき、その文の切れるところと一時息を切るところ。 2 文章の読み方。特に、漢文の素読。「父恭斎に—を授けられていたのである」〈鴎外・渋江抽斎〉 3 「句読点」の略。
く‐とう【句頭】
1 語句の冒頭。 2 雅楽で、歌詞の最初を独唱する首席唱者。
く‐とう【狗盗】
《犬のように物を盗む意から》こそどろ。「鶏鳴—」
く‐とう【苦闘】
[名](スル)苦しみに耐えながら戦うこと。苦戦。「悪戦—する」
くとう‐ざんまい【口頭三昧】
経文を読むだけで、真に仏道の修行をしないこと。
くとうじょ【旧唐書】
中国の二十四史の一。唐の歴史を記した書。五代後晋(こうしん)の劉昫(りゅうく)らの撰。945年成立。本紀20、志30、列伝150の全200巻。宋代に「新唐書」が編まれたための称。
くとう‐てん【句読点】
文の切れ目や文中の意味の切れ目などに添える符号。句点と読点。広義には、句点・読点のほか、感嘆符・疑問符・中黒(なかぐろ)・コンマ・かっこ類などをも含めていうこともある。
くとう‐ほう【句読法】
句読点の使い方。また、それについて定めたもの。
句読(くとう)を切(き)・る
句読点を打って文の切れ目をはっきりさせる。