くやし・い【悔しい/口惜しい】
[形][文]くや・し[シク] 1 物事が思うとおりにならなかったり、はずかしめを受けたりして、あきらめがつかず、腹立たしい気持ちだ。残念でたまらない。「負けて—・い思いをする」「—・かったら見返...
くやし‐が・る【悔しがる】
[動ラ五(四)]悔しさを態度・表情に表す。「歯ぎしりして—・る」
くやし‐なき【悔し泣き】
[名](スル)くやしがって泣くこと。「決勝戦に敗れて—する」
くやし‐なみだ【悔し涙】
くやしさのあまりに出る涙。「裏切られて—をこぼす」
くやし‐まぎれ【悔し紛れ】
[名・形動]くやしさのあまりに見境がなくなること。また、そのさま。「—に悪態をつく」
くやし・む【悔しむ】
[動マ四]くやしく思う。くやしぶ。「慎みて—・みて善を修し、徳を行へば禍ひ去りて福来たる」〈沙石集・七〉
くやしん‐ぼう【悔しん坊】
ひどくくやしがること。また、いつまでも残念がる性質の人。「あの親仁(おやぢ)めが—で、てめえに意趣げえしをしたのだはな」〈滑・膝栗毛・三〉