くろ‐かじき【黒梶木/黒旗魚】
マカジキ科の海水魚。体長約4メートル、体重500キロに達する。体は側扁し、濃い黒紫青色の地にコバルト色の横帯が十数本ある。太平洋・インド洋の温・熱帯域に分布。くろかわ。
くろがも‐じたて【黒鴨仕立て】
上着・股引(ももひ)きなど、服装全体を黒や紺の無地で仕立てること。多く下男や供の男などの服装。くろがもいでたち。「—の車夫が、膝掛を小脇に丸め」〈小杉天外・初すがた〉
くろむしろ‐の‐くるま【黒筵の車】
公卿が喪中に用いた車。牛車(ぎっしゃ)の箱を黒く塗った筵で覆ったもの。くろぐるま。
くろっ‐ぽ・い【黒っぽい】
[形] 1 黒みを帯びている。「—・い服」 2 玄人(くろうと)じみている。「—・くなって来たな」〈伎・小袖曽我〉
くろ‐つち【黒土】
1 黒い色の土。腐敗した植物質などを含んだ、耕作に適した土。こくど。くろぼこ。 2 火災にあって焼けた土。やけつち。
くろ‐とり【黒鳥】
1 羽毛の黒い鳥。 2 黒い水鳥。現在のクロガモという。「—といふ鳥、岩の上に集まり居り」〈土佐〉
くろ‐と【玄人】
「くろうと」に同じ。「どうも、併(しか)しあれァ、—らしいな」〈里見弴・今年竹〉
クロノグラフ【chronograph】
1 時間を精密に測定・記録する装置。クロノメーターと連動させるものもある。 2 携帯用の時計で、ストップウオッチのように発進・停止を自由にできる秒針のついたもの。
クロッシェ【(フランス)crochet】
かぎ針編みのこと。クロシェ。
くろ‐び【黒檜】
ヒノキ科の常緑高木クロベの別名。