くにしのび‐うた【思国歌】
《上代は「くにしのひうた」》故国を追憶した歌。また、国土をたたえる歌。「此の歌は—ぞ」〈記・中〉
くに‐しゅう【国衆】
1 律令制で、国衙(こくが)領の住民。 2 中世、守護大名の領地に土着していた地侍(じざむらい)や有力農民。有力名主層をさす国人(こくじん)との区別は必ずしもはっきりしない。 3 ⇒御国衆(おく...
くに‐じまん【国自慢】
故国や故郷を自慢すること。お国自慢。
くに‐じょうろう【国上﨟】
江戸時代、大名などが本国に置いた側室。江戸に在住した正室に対していう。
くに‐す【国栖/国巣/国樔】
「くず(国栖)」に同じ。「—らが春菜つむらむ」〈万・一九一九〉
クニスナ【Knysna】
⇒ナイズナ
苦(く)に◦する
非常に気に掛けて思い悩む。苦に病(や)む。「借金を—◦する」
くに‐せんじ【国宣旨】
平安時代、弁官から諸国に下した公文書。
くに‐そだち【国育ち】
地方で育ったこと。また、その人。田舎育ち。「姿なら面体なら、京のどなたの奥様にも、誰が否とはいなば山、—とは思はれず」〈浄・堀川波鼓〉
くにたち【国立】
東京都中部の市。学園都市。市名は、国分寺・立川(たちかわ)両駅間の、両方の頭文字を取った国立駅にちなむ。人口7.6万(2010)。