心(こころ)置(お)・く
1 執着する。あとまで心を残す。「いまはのきはまでいみじう—・き」〈夜の寝覚・四〉 2 打ち解けないで、心に隔てを置く。「つゆ—・かれ奉ることなく、塵ばかり隔てなくてならひたるに」〈源・蜻蛉〉 ...
ここ‐ら【此処ら】
[代]近称の指示代名詞。 1 話し手に近い場所を漠然とさしていう。この辺。このあたり。ここいら。「—ではあまり見かけない人だ」「たしか—に置いたはずだ」 2 時間・程度を漠然とさしていう。この程...
こぼ・す【零す/翻す/溢す】
[動サ五(四)] 1 容器を、うっかりひっくり返したり傾けたりして、中に入っている物を外に出してしまう。また、液体、粉末、粒状のものを容器などからあふれさせたり、物の間から漏らしたりして外へとり...
さい‐か【災禍】
天災や事故によって受けるわざわい。思いがけない災難。災害。「—に遭う」
黄金(こがね)の釜(かま)を掘(ほ)り出(だ)したよう
《中国の二十四孝の一人郭巨(かくきょ)が母を養うため、口減らしに自分の子を埋めようとして、黄金の釜を掘り当てたという故事から》思いがけない幸運に出会うことのたとえ。
さんねん‐ふさがり【三年塞がり】
1 陰陽道(おんようどう)で、大将軍のいる方角に向かって、3年間は何事もしてはいけないとすること。大将軍は東西南北に3年ごとに居を移し、その方角をふさぐとされていた。 2 当分の間、開運や成功の...
さん‐すくみ【三竦み】
《「関尹子」三極から》蛇はなめくじをおそれ、なめくじは蛙(かえる)をおそれ、蛙は蛇をおそれること。転じて、三者が互いに牽制し合って、それぞれが自由に動けない状態。
シー‐アンカー【sea anchor】
船舶が荒天で航行が困難なとき、横波を受けないように船首から海に投入する布製の船具。海水の抵抗を受けて錨のような役をさせる。海錨(かいびょう)。
さんびょう‐ルール【三秒ルール】
1 バスケットボールの時間制限の一。攻撃側の選手が、相手のゴールに近い制限区域内に3秒を超えてとどまってはいけないというもの。バイオレーション(違反)の対象となる。 2 俗に、食べ物を床などに落...
しお‐づけ【塩漬(け)】
1 野菜・魚・肉などを塩で漬けること。また、その漬けたもの。 2 値上がりを予想して買った株式が値下がりしたため値上がりを期待して長期間その株式を売らずに保有すること。 3 《漬け物は、できるま...