う‐め・く【呻く】
[動カ五(四)]《「う」は擬声語。「めく」は接尾語》 1 痛さや苦しさのあまり、低い声をもらす。「下腹を押さえて—・く」 2 獣などが低くうなる。「番犬が—・く」 3 嘆息する。ため息をつく。「...
うち‐とけ【打ち解け】
うちとけること。「—のあさましげなるありさまは、いかに見給ふらむ」〈浜松・四〉
うちとけ‐すがた【打ち解け姿】
くつろいだ姿。ふだん着のままの姿。「もの清げなる—に、花の、雪のやうに降りかかれば」〈源・若菜上〉
うちとけ‐がお【打ち解け顔】
気を許した顔つき。くつろいだ顔つき。「小さきは童(わらは)げて喜び走るに、扇なども落として、—をかしげなり」〈源・朝顔〉
うつくし・む【慈しむ/愛しむ】
[動マ四]かわいがる。いつくしむ。大切にする。うつくしぶ。「憎げなる稚児(ちご)を、己(おの)が心地の愛(かな)しきままに、—・み、愛しがり」〈枕・九六〉
うのはな‐いり【卯の花煎り】
卯の花(おから)に野菜や油揚げなどを入れて煎りつけたもの。きらずいり。
いま‐の‐よ【今の世】
1 現在。今の時代。「—では通用しない」 2 当代の天皇。また、その御代。当代。「—のこと、しげきにまぎれて、院には参る人もなきぞ寂しげなる」〈徒然・二七〉
いっ‐しゅう【一蹴】
[名](スル) 1 けとばすこと。「追いすがろうとする猪熊の爺(おじ)を、太郎が再び—して、灰の中に倒した時には」〈芥川・偸盗〉 2 すげなくはねつけること。「抗議を—する」 3 簡単に相手を負...
えび‐がため【海老固め】
レスリングの技の一。一方の手で相手の首の後ろを巻き、他方の手でひざの後ろを巻いて、相手のからだをエビのように曲げながらフォールする。
顎(あご)を撫(な)・でる
得意げなようすをいう。