こ‐げつ【孤月】
ものさびしく見える月。「—東嶺を離れて鮮光万里を照らす」〈菊亭香水・世路日記〉
こ‐げつ【湖月】
湖に映った月。また、湖上の月。
こ‐げつ【辜月】
陰暦11月の異称。
こげ‐つき【焦げ付き】
1 焦げつくこと。また、そのもの。「鍋の底に—ができる」 2 貸した金銭が回収不能となること。また、その金銭。 3 「焦げ付き相場」の略。
こげつき‐そうば【焦げ付き相場】
固定して変動しない相場。釘付(くぎづ)け相場。
こげ‐つ・く【焦げ付く】
[動カ五(四)] 1 焦げて鍋や網などにつく。「煮物が—・く」 2 貸した金銭が回収不能となる。「貸出金が—・く」 3 相場が固定して変動しなくなる。
こげつしょう【湖月抄】
源氏物語の注釈書。60巻。北村季吟(きたむらきぎん)著。延宝元年(1673)成立。源氏物語の古注を集成したもの。