こじょう‐らくじつ【孤城落日】
《王維「送韋評事詩」から》孤立無援の城と、西に傾く落日。勢いが衰えて、ひどく心細く頼りないことのたとえ。
こ‐じょうるり【古浄瑠璃】
浄瑠璃のうち、竹本義太夫が近松門左衛門と提携して義太夫節を完成する以前の各派の総称。京都の角太夫節・嘉太夫(かだゆう)節、大坂の文弥(ぶんや)節・播磨(はりま)節、江戸の金平(きんぴら)節・外記...
こじょう‐れっとう【弧状列島】
大陸と大洋との境に位置し、弧状に配列する列島。弧は大洋に向かって張り出し、外側に海溝や重力異常帯があり、地震帯・火山帯を伴う。アリューシャン列島・千島列島・日本列島・琉球(りゅうきゅう)列島など...
こ‐じょうろう【小上﨟】
大臣・納言(なごん)・参議など公卿(くぎょう)の娘で、女官となった者。大上﨟の下、中﨟の上の位。唐衣(からぎぬ)・表着(うわぎ)の着用が許された。
こ‐じょく【小職/小童】
[名]《見習いの弟子の意》 1 江戸時代、岡場所や町芸者のもとで見習い・雑用をした女児。 2 子供をいやしめていう語。小わっぱ。「やい、若い者ども。ここな—めを知ったか」〈浄・孕常盤〉
[形...
こ‐じょろう【小女郎】
女の子。少女。「—が、又はたと襖(ふすま)を立て切った」〈漱石・草枕〉
こじょろう【小女郎】
浄瑠璃「博多小女郎波枕(はかたこじょろうなみまくら)」の登場人物。京の商人小町屋惣七の愛人で、博多柳町の遊女。