こそで‐はかま【小袖袴】
小袖を着た上に袴をつけた服装。鎌倉時代には略装であったが、江戸時代には小袖が上着となって正装とされた。
こそで‐まく【小袖幕】
花見などのとき、小袖を脱いで張り渡した綱にかけ、幕の代用としたもの。のちには、花見などで戸外に張る幕もいう。花見幕。
こそで‐わた【小袖綿】
綿入れの長着・羽織などに入れる綿。青梅綿。
こ‐そとがり【小外刈(り)】
柔道で、相手を後ろ隅に崩し、重心を支える足のかかとの上部を、自分の足を鎌形にして外側から刈り倒す技。
こそ‐どろ【こそ泥】
人のすきをみて、こっそりと物を盗むどろぼう。また、わずかばかりの物を盗むどろぼう。こそこそどろぼう。「—をはたらく」
こそば・い
[形][文]こそば・し[ク]「こそばゆい」に同じ。「今にお腹を這(は)ふやうな、ああぞろぞろと—・い」〈浄・十二段〉
こそばゆ・い
[形][文]こそばゆ・し[ク] 1 くすぐられたような、むずむずした感じである。くすぐったい。「背中が—・い」 2 実力以上に評価されなどして、きまりがわるい。てれくさい。「そんなに褒められては...
こそべ‐やき【古曽部焼】
摂津国古曽部(大阪府高槻市)で産した陶器。遠州七窯(なながま)の一つで、開窯は桃山末期から江戸初期。「古曽部」の印を用い、三島手・絵唐津などの写しのほか特色ある赤絵を作った。
コソボ【Kosovo】
バルカン半島中央部にある国。正称、コソボ共和国。首都プリシュティナ。もとセルビア共和国の自治州であったが、2008年2月に独立を宣言。住民はアルバニア人が9割以上を占め、その他にセルビア人、トル...
こそ‐め・く
[動カ四] 1 かさこそと音を立てる。「天井の組み入れの上に物の—・くを見上げたれば」〈今昔・二七・三一〉 2 人に知られないようにこそこそと振る舞う。「一生—・き逃げまはりて」〈咄・百物語・下〉