かい‐な・い【甲斐無い】
[形][文]かひな・し[ク] 1 何かをしただけの効き目、効果が現れない。何をしたところでどうすることもできない。むだだ。「後悔してみても、—・いことだ」 2 値うちがない。取るに足らない。「生...
かかり‐あい【掛(か)り合い】
1 つながりをもつこと。関係。かかわり。「私には—のないことだ」 2 巻き添えをくうこと。「—になりたくない」
かえす‐がえす【返す返す】
[副] 1 ある動作を繰り返すさま。何度も。重ね重ね。くれぐれも。「—言って聞かせる」 2 過ぎた事を強く悔やむさま。つくづく。「—残念なことだ」 3 念には念を入れて。ねんごろに。「—も、書き...
かくしん‐はん【確信犯】
1 道徳的、宗教的または政治的信念に基づき、本人が悪いことでないと確信してなされる犯罪。思想犯・政治犯・国事犯など。 2 《1から転じて》悪いことだとわかっていながら行われた犯罪や行為。また、そ...
おろ‐か【愚か】
[形動][文][ナリ]《「疎か」と同語源》 1 頭の働きが鈍いさま。考えが足りないさま。「彼の言葉を—にも信じてしまう」 2 ばかげているさま。「戦争など—なことだ」 3 未熟なさま。「この芸に...
かし
[終助]呼びかけや命令の文末に付いて、強く念を押したり、同意を求めたりする意を表す。…ことだ。…よ。「国王の仰せ言を背(そむ)かば、はや殺し給ひてよ—」〈竹取〉 [副助]副詞「なほ」「よも」...
おんな‐こども【女子供】
女と子供。とるにたりない意や、足手まといになる意で引き合いに出されることが多い。「—にもできることだ」
おもい‐つ・める【思い詰める】
[動マ下一][文]おもひつ・む[マ下二]そのことだけを深く考えて悩む。いちずに思い込む。「—・めた表情」
いわ・せる【言わせる】
[動サ下一] 1 「言わす1」に同じ。「世間にあっと—・せる壮挙」 2 「言わす2」に同じ。「—・せておけばいい気になって」 3 「言わす3」に同じ。「小銭をじゃらじゃら—・せる」 4 (「…に...
うつつ【現】
1 この世に現に存在しているもの。現実。夢・虚構などに対していう。「夢か—か幻か」 2 意識の正常な状態。正気。「—に返る」 3 《「夢うつつ」「夢かうつつか」などの形で用いられるところから誤っ...