さい‐きん【最近】
1 現在より少し前のある時。また、少し前から現在までの間。副詞的にも用いる。「つい—の出来事」「—まで知らなかった」「—は連絡がない」「—感動した本」 2 もっとも近いこと。「太陽に—の天体」 ...
けい【頃】
[常用漢字] [音]ケイ(漢) [訓]ころ このごろ しばらく 〈ケイ〉 1 このごろ。「頃日」 2 しばらく。「頃刻/少頃」 3 田の面積の単位。百畝。「万頃(ばんけい)」 〈ころ(ごろ)...
いい‐かな・う【言ひ叶ふ】
[動ハ下二]巧みに表現する。「このごろの歌は一節(ひとふし)をかしく—・へたりと見ゆるはあれど」〈徒然・一四〉
りょう【霊】
たたりをなす生き霊や死霊。怨霊(おんりょう)。「このごろかくわづらふを、もの問はせつれば、女の—となむ言ひつる」〈宇津保・あて宮〉
けい‐しゃ【頃者】
このごろ。近ごろ。頃日。「—一男を挙ぐ天南と名づく」〈上司・ごりがん〉
けん‐びき【痃癖】
「けんぺき(痃癖)」の音変化。「このごろ—痛きに」〈浄・出世景清〉
けい‐らい【頃来】
このごろ。ちかごろ。頃日(けいじつ)。
こと‐ぐさ【言種】
1 いつも口にすること。口ぐせ。「山里に問ひ来る人の—はこの住まひこそ羨(うらや)ましけれ」〈新古今・雑中〉 2 話のたね。語りぐさ。話題。「このごろ、世の人の—に…と、ことにふれつつ言ひ散らす...
きん‐じ【近時】
近ごろ。このごろ。最近。副詞的にも用いる。「—の世相」「—巷(ちまた)で流行している」
この‐じゅう【此の中】
このごろ。ちかごろ。「あすこなら—儂(わたし)も行きます」〈緑雨・門三味線〉