やき‐がり【焼き狩り】
山野に火をつけ、鳥獣を追い立てて狩りをすること。「この野に火をとぼし、—のごとく漁(あさ)り行けば」〈謡・雲林院〉
やき‐つ・く【焼(き)付く】
[動カ五(四)] 1 焼けて跡などがつく。「床にタバコの跡が—・く」 2 心に強く残る。深く印象として刻み込まれる。「脳裏に—・く」
[動カ下二]「やきつける」の文語形。
やくさ・む【悩む】
[動マ四]病気になる。「このごろ朕(わ)が身—・む」〈天武紀・下〉
やくざい‐たいせい【薬剤耐性】
抗生物質などの薬剤や農薬などに対する抵抗力。このような抵抗性を獲得した細菌を薬剤耐性菌という。AMR(antimicrobial resistance)。
やく‐だ・てる【役立てる】
[動タ下一][文]やくだ・つ[タ下二]役に立つようにする。役に立てる。「このお金は何かのときに—・ててください」
やく‐み【薬味】
1 料理に添えて用い、味を引き立て食欲をそそる香辛料や香辛野菜。山椒・唐辛子・わさび・ねぎなど。 2 薬の種類。薬品。「今この—は求むることがならぬ」〈続狂言記・膏薬煉〉
やぐら‐ねぎ【櫓葱】
ネギの変種。晩春、茎を数十センチ伸ばして花を球状につけ、この花の幾つかが鱗茎(りんけい)に変わって子ネギとなって伸び、その上に孫ネギができる。地上に倒れると根を出して増える。北陸・東北地方で栽培...
や‐け【宅】
「やか(宅)」に同じ。「大帯日子命(おおたらしひこのみこと)、御宅(みやけ)を此の村に造り給ひき。故(かれ)、—の村といふ」〈播磨風土記〉
やげんどおし‐よしみつ【薬研通吉光】
粟田口吉光の手になる短刀の名。細川政元に居城を攻められた畠山政長が、自害しようとこの短刀を腹に突き立てたが通らず、投げ捨てたところ、近くの薬研を突き通したといわれるところからの名称。
ヤコバーリハッサーン‐モスク
《Jakováli Hasszán dzsámija》ハンガリー南西部の都市ペーチにある旧イスラム寺院。16世紀に建造。同国で唯一の高さ23メートルの尖塔(ミナレット)が残る。現在はトルコの文化...