のう‐え【衲衣/納衣】
1 人が捨てたぼろを縫って作った袈裟(けさ)のこと。古くは、これを着ることを十二頭陀(ずだ)行の一つとしたが、中国に至って華美となり、日本では綾・錦・金襴などを用いた七条の袈裟をいう。衲袈裟(の...
ノイマンがた‐コンピューター【ノイマン型コンピューター】
米国の数学者ノイマンが考案した方法を用いるコンピューター。記憶装置に内蔵したプログラムに従って順次演算を行うもの。現在ほとんどのコンピューターがこれに属する。ノイマン型計算機。フォンノイマン型コ...
にほんさ‐ディーエヌエーウイルス【二本鎖DNAウイルス】
二本鎖DNAをゲノムとして持つウイルス。DNAウイルスのほとんどがこれにあたる。→一本鎖DNAウイルス
にほんこくけんぽう‐だいじゅうきゅうじょう【日本国憲法第十九条】
日本国憲法第3章「国民の権利及び義務」の条文の一。思想の自由・良心の自由について規定する。 [補説]日本国憲法第19条思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。
なに‐が【何が】
[連語]《代名詞「なに」+格助詞「が」》 1 反語の意を表す。どうして…か、そんなことはない。「そんなに着ていて、—寒いものか」「—惜しかろ。…是(これ)もそちにやるぞ」〈続狂言記・秀句大名〉 ...
ならく【奈落/那落/捺落】
《(梵)narakaの音写「奈落迦」の転》 1 地獄。また、地獄に落ちること。「—の苦しみを味わう」 2 物事の最後の所。どん底。特に、これ以上はない、ひどい境遇。「—に沈む」 3 (奈落)劇場...
なら‐の‐ふること【奈良の古言】
《万葉集の成立時についての、清和天皇の問いに、文屋有季が「神無月時雨降りおけるならの葉の名におふ宮の古言ぞこれ」と答えたという古今集の歌から》万葉集の異称。
なむ
[係助]《上代の係助詞「なも」の音変化。「なん」とも》名詞、活用語の連用形・連体形、副詞、助詞に付く。 1 上の事柄を強く示す意を表す。「夜半(よなか)うち過ぐるほどに—、絶えはて給ひぬる」〈...
なり‐かつよう【ナリ活用】
文語形容動詞の活用形式の一。「静かなり」「丁寧なり」などのように、終止形の語尾が「なり」の形をとるもの。元来、「静かに」「丁寧に」などの形が動詞「あり」に結びついた「静かにあり」「丁寧にあり」の...
なる‐と【鳴門/鳴戸】
1 潮の干満の際、潮流が渦を巻いて鳴りとどろく瀬戸。「阿波の—」「これやこの名に負ふ—の渦潮に玉藻刈るとふ海人娘子(あまをとめ)ども」〈万・三六三八〉 2 「鳴門巻き」の略。