こんじきやしゃ【金色夜叉】
尾崎紅葉の小説。明治30〜35年(1897〜1902)発表。明治36年(1903)新続編を発表、未完。主人公間貫一(はざまかんいち)は、許婚(いいなずけ)の鴫沢宮(しぎさわみや)が富に目がくら...
こん‐じく【坤軸】
大地の中心を貫き支えていると想像される軸。地軸。「奔雷の音は屋瓦(かわら)紙障(ふすま)を震うて—正に砕くるばかりに」〈魯庵・社会百面相〉
こんじ‐すい【今治水】
歯痛の際に患部に塗る鎮痛液の商標名。
こんじ‐ちょう【金翅鳥】
「迦楼羅(かるら)」に同じ。
こん‐じつ【今日】
「こんにち(今日)」に同じ。
こん‐じゃく【今昔】
今と昔。こんせき。
こんじゃく‐の‐かん【今昔の感】
今と昔を思い比べて、あまりに違っているのに心を打たれること。「—に堪えない」
こんじゃく‐ものがたり【今昔物語】
⇒今昔物語集
こんじゃくものがたりしゅう【今昔物語集】
平安後期の説話集。31巻。現存28巻。源隆国や覚猷(鳥羽僧正)を編者とする説があるが、未詳。12世紀初めの成立。天竺(てんじく)(インド)・震旦(しんたん)(中国)・本朝(日本)の3部に分かれ、...
こんじゅ【胡飲酒】
雅楽の舞曲。林邑楽(りんゆうがく)系の唐楽。壱越(いちこつ)調で古楽の小曲。一人舞。胡国の王が酒に酔ったさまを舞にしたという。酔胡楽。