ごくらくちょう‐か【極楽鳥花】
ゴクラクチョウカ科の多年草。高さ約1メートル。葉は根生する。花茎の先に鳥のくちばし状の仏炎苞(ぶつえんほう)をつけ、苞内に、橙黄色の萼(がく)と紫青色の花びらをもつ花を数個つける。南アフリカの原...
ごくらく‐とんぼ【極楽蜻蛉】
楽天的でのんきそうな者をあざけったりからかったりしていう語。 [補説]書名別項。→ごくらくとんぼ
ごくらくとんぼ【極楽とんぼ/極楽トンボ】
(極楽とんぼ)里見弴の中編小説。昭和36年(1961)1月、「中央公論」誌に発表。同年刊行。 (極楽トンボ)青島幸男の自伝的小説。昭和57年(1982)刊。
ごくらく‐なわ【極楽縄】
東北・北陸地方の一部で、死者を座棺に納めるとき、首と両ひざとをつなぐなわ。不浄縄。
極楽(ごくらく)願(ねが)うより地獄(じごく)作(つく)るな
極楽往生を願うよりも、まず地獄に落ちるような悪業をしないように心がけるべきである。
ごくらく‐の‐うてな【極楽の台】
極楽にあるという蓮華(れんげ)の台。
ごくらく‐の‐とうもん【極楽の東門】
極楽の東側にあり、人間世界に向かって開いているという門。
ごくらく‐の‐むかえ【極楽の迎え】
極楽往生を願う人の臨終に、阿弥陀仏や観音・勢至などの菩薩(ぼさつ)が迎えに来ること。来迎。
ごくらく‐まんだら【極楽曼荼羅】
極楽のようすを描いた図絵。浄土曼荼羅。浄土変相図。
ごく‐り【獄吏】
監獄の役人。刑事施設の職員を意味する古い用語。牢役人。