むし‐やしない【虫養い】
《腹の虫に食物を与える意》空腹を一時的にしのぐこと。また、その食物。他の欲望についてもいう。虫押さえ。
やく・する【扼する】
[動サ変][文]やく・す[サ変] 1 強く押さえる。締めつける。「ランスロットは腕を—・して」〈漱石・薤露行〉 2 要所を占める。「二隊の兵を随えて大和橋を—・して」〈鴎外・大塩平八郎〉
も‐ぞ
[連語]《係助詞「も」+係助詞「ぞ」》 1 「も」を強調する意を表す。…だって。…でさえ。「岩根さくみてなづみ来(こ)し良けく—なき」〈万・二一三〉 2 好ましくない結果を予想し、気がかりに思う...
もの‐い・う【物言う】
[動ワ五(ハ四)] 1 言葉を口に出す。話す。「—・うのさえおっくうだ」 2 よい結果を生むのに効果がある。「金が—・う世の中」 3 気のきいたことを言う。「この言葉何とにはなけれども、—・ふや...
も・つ【持つ】
[動タ五(四)] 1 手にとる。手の中ににぎる。「重たい荷物を—・つ」「右手にペンを—・つ」 2 身につける。たずさえる。携帯する。「財布を—・たないで出かける」「いつもハンカチを二枚—・ってい...
もも‐さえずり【百囀り】
1 多くの鳥がいろいろな声でさえずること。「戸外では雀が—をしている」〈花袋・田舎教師〉 2 多くの人が一度にしゃべること。また、次から次へとしゃべりまくること。「仲人が—聞(きき)ながしにして...
めん‐ばん【綿蛮/緜蛮】
[形動タリ]小鳥のさえずるさま。「—たる黄鳥丘隅にとどまる」〈浄・国性爺〉
やく【扼】
[音]ヤク(呉) 押さえ締める。「扼殺/切歯扼腕」
モンロー‐こうか【モンロー効果】
1 火薬による力学現象の一つ。火薬の内側に漏斗状のくぼみをつけ、そのくぼみの底から起爆させると、くぼみの内側で衝撃波が反射し、爆発力が開口部に集中する。1888年に米国の科学者チャールズ=エドワ...
も‐こそ
[連語]《係助詞「も」+係助詞「こそ」》 1 「も」を強調する意を表す。…だって。…でさえ。…でも。「げにあさましう、月日—あれ」〈源・澪標〉 2 好ましくない結果を予想して、気がかりに思う気持...