さかさ‐ことば【逆さ言葉/倒さ詞】
1 反対の意味で使う言葉。「いじめる」を「かわいがる」という類。さかさまごと。 2 一語の音を上下逆にしていう言葉。「たね(種)」を「ねた」、「しろうと(素人)」を「とうしろう」という類。多く隠...
さかさ‐だけ【逆さ竹】
ハチクの枝が逆さになり、しだれた形になったもの。新潟市の西方寺のものが有名。
さかさ‐づり【逆さ吊り/逆さ釣(り)】
さかさまにぶらさがること。特に、人などが頭部を下にしてぶらさがった状態になること。
さかさ‐にじ【逆さ虹】
⇒環天頂アーク
さかさ‐はりつけ【逆さ磔】
武家時代の極刑。罪人のからだを逆さにはりつけにしたもの。さかはたもの。さかさばっつけ。さかばっつけ。
さかさ‐ばし【逆さ箸】
嫌い箸の一。盛り合わせの料理を取るときに、箸を逆さに持って食べ物をつまむこと。取り箸を用意するとよい。
さかさ‐ばしら【逆さ柱】
⇒さかばしら
さかさ‐びょうぶ【逆さ屏風】
死者の枕元に屏風を逆さに立てること。また、その屏風。
さかさ‐ふじ【逆さ富士】
湖水などに映って逆さに見える富士山の影。
さか‐さま【逆様/倒】
[名・形動] 1 物事の上下・左右・前後・裏表などの関係が本来の状態とは反対になっていること。また、そのさま。逆(ぎゃく)。さかさ。さかしま。「—から読んでも同じ言葉」「セーターを裏表—に着る」...