さき‐うち【先打ち/前打ち】
馬に乗って隊列の先頭に立って進むこと。また、その人。「鷲尾三郎義久と名乗らせ、—せさせて」〈平家・九〉
さき‐うま【先馬/前馬】
先導・警戒などのために、馬に乗って行列の先頭に立つこと。先乗り。「己れ度々罷(まか)り行く渡りなり。—仕(つかまつ)らん」〈今昔・二五・九〉
さき‐うり【先売り】
先物(さきもの)を売ること。⇔先買い。
さき‐おい【先追い/前追い】
「先払い3」に同じ。
さき‐お・う【先追ふ/前追ふ】
[動ハ四]先払いをする。「—・ふ声々などして」〈枕・二五〉
さき‐おお・る【咲き撓る】
[動ラ四]枝もたわむほどに咲く。今を盛りと咲く。「春されば花—・り秋さればもみぢ葉にほひ」〈万・三九〇七〉
さき‐おくり【先送り】
[名](スル)物事の処理・解決などを、先に延ばすこと。「審議を次期に—する」
さき‐おとつい【一昨昨日】
「さきおととい」に同じ。
さき‐おととい【一昨昨日】
おとといの前の日。さきおとつい。いっさくさくじつ。
さき‐おととし【一昨昨年】
おととしの前の年。いっさくさくねん。