ささ・げる【捧げる】
[動ガ下一][文]ささ・ぐ[ガ下二]《「さしあぐ」の音変化》 1 両手に持って目の高さより上にあげる。「優勝カップを高々と—・げる」「賞状を—・げてうしろにさがる」 2 慎みの心をもって、神仏や...
ささ‐こ【笹子】
《「ささご」とも》まだ整わない鳴き方をしている冬のウグイス。冬うぐいす。《季 冬》「石垣の上の竹垣—啼(な)く/虚子」
ささ‐ごい【笹五位】
サギ科の鳥。全長約50センチ、ゴイサギに似る。背・翼が暗緑色で、肩羽が笹の葉のような形をしている。世界中の温・熱帯地方に分布。みのごい。《季 夏》
ささ‐ごと【酒事】
「さかごと」に同じ。「女郎様たちが大勢遊びにござんして、お客待つ間の—」〈浄・冥途の飛脚〉
ささご‐とうげ【笹子峠】
山梨県東部、甲州街道の峠。難所として知られた。標高1096メートル。
ささ‐じん【酒糂/酒塵】
《女性語》糠味噌(ぬかみそ)。〈日葡〉
ささ‐たけ【笹竹/篠竹】
小さい竹。
ささたけ‐の【笹竹の】
[枕] 1 「さすたけの」の音変化か。一説に宮中の庭を「竹の園」というところからとも。「大内(おほうち)」「大宮」などにかかる。「—大内山は色も変はらじ」〈壬二集〉 「—大宮人に初音(はつね)待...
ささ‐だんご【笹団子】
もち米とうるち米の粉にヨモギの葉をまぜてこね、小豆餡(あずきあん)を包み、笹の葉でくるんで蒸したもの。新潟県の郷土菓子。
ささ‐ちまき【笹粽】
1 笹の葉で包んだちまき。《季 夏》 2 笹の葉でもち米を包み、蒸したもの。きな粉をつけて食べる。新潟県の名物。