さし‐まね・く【差(し)招く/麾く】
[動カ五(四)] 1 手招きをする。「こちらへ来いと—・く」 2 軍勢などの向かう方向を指示する。指揮する。「咸(みな)移那斯(えなし)、麻都(まつ)が、—・くに従へらくのみ」〈欽明紀〉
さし‐まわし【差(し)回し/指(し)回し】
1 ある場所に行かせること。さしむけること。「政府—の特別機」 2 (指し回し)将棋で、技術としての指し方のこと。また、指し手の流れのこと。「巧みな—で勝利する」
さし‐まわ・す【差(し)回す】
[動サ五(四)]指定の場所などへ行かせる。差し向ける。「迎えの車を—・す」「使いの者を—・す」 [可能]さしまわせる
さし‐み【刺(し)身】
新鮮な魚介類などを、生のまま薄く小さく切り、醤油・わさびなどをつけて食べる料理。おつくり。つくりみ。
さし‐み【差(し)身】
相撲で、自分の得意なほうの差し手を、すばやく相手の脇に差す体勢になること。
さし‐みず【差(し)水】
[名](スル) 1 水をつぎ足すこと。また、その水。「寄せ鍋に—する」 2 井戸に外から悪い水が入ること。また、その水。 3 河川の水量が少し増えること。
さしみ‐の‐つま【刺(し)身のつま】
刺身を引き立てるために添えられる野菜や海藻など。転じて、添えもの程度の軽い役割しか担っていないもの。
さしみ‐ぼうちょう【刺(し)身包丁】
刺身をつくるのに使う包丁。刃の幅が狭くて長い、片刃の包丁。
さしむ
[助動]⇒さしも[助動]
さし‐むかい【差(し)向(か)い】
二人が向かい合うこと。さし。「—で一杯やる」「—に腰掛ける」