さて‐こそ
[副] 1 前述の事柄を受けて、それを強調する語。それでこそ。そうしてはじめて。「難事を解決して、—大政治家といえる」 2 まさしく思った通り。果たして。やっぱり。「—事故が起きたか」
さて‐さて
[感]困惑・驚嘆したときなどに発する語。なんとまあ。はてさて。「—、やっかいな事になったものだ」「—、感心な子供もいるものだ」
[副]先を促して問いかけるときの語。それからそれから。それでそ...
さ‐てつ【砂鉄】
岩石中の磁鉄鉱やチタン鉄鉱などが岩石の崩壊によって流され、河床・湖底・海底などに堆積(たいせき)したもの。鉄・チタンの原料。しゃてつ。
さ‐てつ【蹉跌】
[名](スル)《つまずく意から》物事がうまく進まず、しくじること。挫折。失敗。「計画に—をきたす」「事業が—する」
サテ‐トム【(ベトナム)satế tôm】
ベトナム料理に用いられる調味料の一。唐辛子、乾燥エビ、砂糖、ニンニク、レモングラスなどをすりつぶし、油を加えてペースト状にしたもの。
さて‐は
[接](「扨は」「扠は」「偖は」とも書く) 1 列挙した物事に追加するのに用いる。さらにそのうえ。それ以外にも。「飲んだり食べたり、—タクシー代まで払わされた」 2 前の発言を受けて、ある判断...
さて‐また【扨又】
[接]そうしてまた。それからまた。「まづ春はわらび折る。—夏は田を植ゑ」〈虎明狂・法師が母〉
さて‐も
[感]なんとまあ。さてさて。「—みごとな花だ」
[副]そうであっても。そのままでも。「思ひわび—命はあるものをうきにたへぬは涙なりけり」〈千載・恋三〉
[接](「扨も」「扠も」「偖も」とも...
さても‐さても
[感]「さても」を強めた言い方。それにしてもまあ。まったく。「—やかましい事かな」〈浮・胸算用・二〉
さてもその後(のち)
古浄瑠璃の文の書き出しに用いられる慣用的表現。このようにして、そののち。「—箕田(みた)の源太広綱は」〈浄・頼光跡目論〉