さんげ‐さんげ【懺悔懺悔】
《「ざんげざんげ」とも》 1 月山・羽黒山などの霊山に参る行者などが唱える言葉。 2 歌舞伎下座音楽の一。江戸の世話物で、貧しい町屋の幕開きや小悪党の出入りなどに用いる唄。
ざんげするマグダラのマリア【懺悔するマグダラのマリア】
《原題、(イタリア)Maddalena penitente》カラバッジョの絵画。カンバスに油彩。初期の宗教画の一。娼婦をモデルとして描いたとされる。ローマ、ドーリアパンフィーリ美術館所蔵。
ざん‐げつ【残月】
明け方まで空に残っている月。有明の月。のこんの月。 地歌・箏曲(そうきょく)。手事物(てごともの)。天明・寛政(1781〜1801)のころに大坂の峰崎勾当(みねざきこうとう)が作曲。門人の娘...
ざんげろく【懺悔録】
⇒告白録(こくはくろく) 《原題、(フランス)Les Confessions》ルソーの自伝的告白録。1765〜70年作。赤裸々な自我を表白したもの。告白録。 《原題、(スペイン)Las C...
ざん‐げん【讒言】
[名](スル)事実を曲げたり、ありもしない事柄を作り上げたりして、その人のことを目上の人に悪く言うこと。「—されて不遇の身となる」
ざん‐こう【残光】
1 消え残っている光。多く、日没後なお空に残っている光をいう。残照。 2 ルミネセンスの能力を有する物質に刺激を与えるとき、その刺激を除いても、なお光を発する現象。燐光体(りんこうたい)・蛍光体...
ざん‐こう【残更】
夜明け方。五更。
ざん‐こう【残肴】
食べ残しのさかな。酒宴の残りもの。
ざん‐こう【残香】
あとに残っている香。うつり香。残り香。
ざん‐こう【讒口】
「讒言(ざんげん)」に同じ。