ざいもく‐いわ【材木岩】
安山石・玄武岩などの火山岩が柱状節理をなして露出し、材木を並べたように見えるもの。兵庫県豊岡市の玄武洞、福井県の東尋坊などにみられる。材木石。
ざいもく‐ざ【材木座】
中世、営業独占権を認められていた材木商の組合。京都堀川の座、鎌倉の材木座などが有名。
ざいもく‐ぶぎょう【材木奉行】
1 中世、幕府・寺社などの造営工事の際、材木の調達・管理をつかさどった役。 2 江戸幕府の職名。作事奉行のもとで、造営用の材木の調達・管理にあたった。のち、石奉行を兼任し、以後、材木石奉行と称した。
ざいもく‐や【材木屋】
1 材木を売る店。また、材木の売買を業とする人。 2 《「気取る」を「木取る」にかけた俗語で》気取り屋。
ざいもくや‐ふう【材木屋風】
元禄(1688〜1704)ごろに流行した男性の髪形で、頭の後ろに髷(まげ)を細く結ったもの。
ざい‐もつ【財物】
⇒ざいぶつ(財物)
ざい‐や【在野】
《田野に住むの意から》 1 公職に就かないで民間にいること。「—の人材」⇔在朝。 2 与党に対して、野党の立場にあること。「—党」
ざい‐よう【財用】
1 財貨の用途。 2 もとで。費用。
ざい‐よく【財欲】
仏語。五欲の一。財物をむさぼる欲望。
ざい‐らい【在来】
これまであったことや、行われていたこと。また、そのもの。今までどおり。「—の風習」