に‐も‐かかわらず【にも拘らず】
[連語]《連語「にも」+動詞「かかわる」の未然形+打消しの助動詞「ず」》 1 前述の事柄を受けて、それと相反する行動をとる意を表す。…であるのに。「雨—出かける」「あれほど固く約束した—姿を現...
にんげんがくてき‐しょうめい【人間学的証明】
《(フランス)preuve anthropologique》デカルトによる神の存在証明の一。人間は自分が不完全であることを完全者たる神の観念に比較して知る。しかし、この完全者の観念を不完全な存在...
ながぬま‐そしょう【長沼訴訟】
航空自衛隊のミサイル基地建設をめぐる行政訴訟。自衛隊の違憲性が問われた裁判。昭和44年(1969)、北海道夕張郡長沼町にナイキJ地対空ミサイルの発射基地を設置するため、農林大臣が建設予定地の保安...
にほん‐かわうそ【日本川獺】
カワウソの一種。かつて日本に広く分布したが、明治時代末ごろから頭数が激減。特別天然記念物に指定され、四国の一部で生息が確認されていた。しかし、昭和54年(1979)以降の目撃情報がないことから、...
なか‐なか【中中】
[形動][文][ナリ] 1 予想した程度を上回るさま。かなりなさま。「色もいいがデザインも—だ」「—な技倆者(やりて)だと見えるナ」〈魯庵・社会百面相〉 2 物事が予想したようには容易に実現し...
てつけい‐ちょうでんどうたい【鉄系超伝導体】
超伝導を示す鉄を含む酸化物。従来、強磁性の鉄は超伝導に向かないと考えられていたが、2008年に絶対温度55度という銅酸化物に次いで高い転移温度をもつ鉄系超伝導体が発見された。しかしその発現機構は...
ど
[接助]活用語の已然形に付く。 1 逆接の確定条件を表す。…が、しかし。…けれども。「さばかりおぼしたれ—、限りこそありけれ」〈源・桐壺〉 2 上の事柄を受け、それを条件として予想されることに反...
どっ‐き【毒気】
1 毒性のある気体。 2 「どくけ(毒気)」に同じ。「冷笑したが、しかし昨夜程の—はなかった」〈二葉亭・其面影〉
ドルきじくつうか‐たいせい【ドル基軸通貨体制】
米国のドルを基軸通貨とする国際通貨体制。第二次大戦後、ドルを唯一の金本位通貨とし、各国通貨の為替レートをドルとの間で固定するブレトンウッズ体制のもとで始まり、1973年に変動相場制へ移行した後も...
あし‐かせ【足枷】
《「あしがせ」とも》 1 2枚の厚い板に足首大の半円をあけ、前後から罪人の足をはさんで、足の自由を束縛する刑具。あしかし。→手かせ 2 自由な行動を妨げるもの。足手まといになるもの。「家族が行動...