し‐かみ【獅噛み】
《「しがみ」とも》獅子の頭部を模様化したもの。兜(かぶと)の目庇(まびさし)の上や鎧(よろい)の肩、火鉢の脚などの装飾に用いる。
しがみ‐つ・く【しがみ付く】
[動カ五(四)]しっかりとつかんで放すまいとする。「子供が母親に—・く」「社長のいすに—・く」
しかみ‐の‐かぶと【獅噛みの兜】
目庇(まびさし)に獅噛みの鍬形(くわがた)のある兜。
しかみ‐ひばち【獅噛み火鉢】
獅噛みの意匠を脚などに施した、金属製の丸火鉢。
しが・む【噛む】
[動マ五(四)]くりかえし強くかむ。かみしめる。「酒の肴にスルメを—・む」
しが‐やま【滋賀山/志賀山】
滋賀県大津市にある山。ここを通って京都白川へ出る道を滋賀の山越、山中越、白川越などという。
しが‐やま【志賀山】
長野県北東部、志賀高原の中央にそびえる山。志賀高原で最も新しい火山。標高2037メートル。ダケカンバや針葉樹におおわれ、山麓には大沼池・四十八池・ひょうたん池などがあり、湿原植物・高山植物が見ら...
しがやま‐りゅう【志賀山流】
日本舞踊の流派の一。元禄(1688〜1704)ごろ、江戸の振付師志賀山万作が創始。最古の流派。
しがらき【信楽】
滋賀県南部、甲賀(こうか)市の地名。信楽焼の産地。また、高級茶を産する。聖武天皇の紫香楽(しがらき)宮跡がある。
「信楽焼」の略。
しがらき‐がさ【信楽笠】
信楽地方で産した大きなかぶり笠。