しき‐そ【色素】
発色のもとになる物質。可視光線の波長の一部を吸収し、それ以外を透過または反射させて色を出す。天然色素と合成色素とに大別され、天然色素は動物色素・植物色素の生体色素と、顔料などの鉱物色素とに分けられる。
しき‐そう【色相】
1 色合い。色調。 2 彩度・明度とともに、色の三属性の一。有彩色で、赤・黄・青など他の色と区別するよりどころとなる色の特質。色合い。 3 仏語。肉眼で見ることのできる姿・形。
しきそう‐かん【色相環】
⇒色環(しきかん)
しき‐そく‐ぜ‐くう【色即是空】
仏語。この世にある一切の物質的なものは、そのまま空(くう)であるということ。「般若心経」にある語。→空即是色
しきそ‐さいぼう【色素細胞】
色素を産生・保有し、体色を発現するもとになる細胞。
しきそせい‐かんぴしょう【色素性乾皮症】
紫外線に過敏で、皮膚癌(がん)を高頻度で発症する遺伝性の疾患。光線過敏症の一つ。紫外線によるDNAの損傷を修復する機能が先天的に低下していることにより起こる。
しきそせいじゅうもうけっせつせい‐かつまくえん【色素性絨毛結節性滑膜炎】
滑膜に赤褐色の絨毛状・結節状の腫瘤が形成され、出血を繰り返す病気。関節に痛みや腫れが生じ、進行すると骨が破壊される。PVS(pigmented villonodular synovitis)。
しきそせい‐ぼはん【色素性母斑】
褐色から黒色を呈する母斑。黒あざ。ほくろ。母斑細胞母斑。
しきそぞうかんがた‐たいようでんち【色素増感型太陽電池】
色素を利用して光を電気エネルギーに変換する太陽電池。色素が光を吸収して電子を放出する性質を利用し、電解質溶液の酸化還元反応によって電流を発生させるもので、太陽光を化学エネルギーに変換する光合成の...
しきそぞうかん‐たいようでんち【色素増感太陽電池】
⇒色素増感型太陽電池