しきび【樒/梻】
シキミの別名。
しき‐び【式微】
《「詩経」邶風・式微から。「式」は発語の助字、「微」は衰える意》はなはだしく衰えること。「信長が王室の—を慨(なげ)いて」〈漱石・行人〉
しきびき‐とくやく【敷引(き)特約】
住居の賃貸借契約において、賃借人が退去する際に、賃貸人が損耗分の原状回復などの理由で敷金から一定額を差し引いて返還する特約。
しき‐ふ【敷布】
敷き布団の上に敷く布。シーツ。
しき‐ふ【職封】
律令制で、高級官人に対してその官職に応じて支給された封戸(ふこ)。
しき‐ふく【式服】
儀式のときに着る衣服。礼服。
しき‐ぶとん【敷(き)布団/敷き蒲団】
寝るときにからだの下に敷く布団。《季 冬》
しきふゆこ【四季・布由子】
五木寛之の小説。4人姉妹のそれぞれの人生を描く連作「四季シリーズ」の第3作。心の病に苦しんだ過去を持つ繊細な四女布由子を主人公とする。平成4年(1992)刊行。
しき‐ふ・る【頻降る】
[動ラ四]絶え間なく降る。「春の雨はいや—・るに梅の花いまだ咲かなくいと若みかも」〈万・七八六〉
しき‐ぶ【式部】
1 「式部省」の略。 2 女官の呼び名。特に、紫式部・和泉式部など。 3 明治初期の官職名。式部局に属し、儀式のことをつかさどった。