すいもんしき‐うんが【水門式運河】
⇒閘門式(こうもんしき)運河
すあい‐おんな【牙儈女】
江戸時代、元禄・正徳ころ、呉服・小間物類の取り次ぎ販売などをしながら、ひそかに売春もした女。すあい。「淋しき折節めいめい身の上の事を語りし。ひとりは室町の—」〈浮・一代女・五〉
しん‐だい【身代】
《「進退」から転じた語か》 1 一身に属する財産。資産。身上(しんしょう)。「—を築く」「—を持ち崩す」 2 暮らし向き。生計。身の上。「—ぼろぼろになり、裏町のかなしきすまひ」〈ひとりね・上〉...
しん‐ぽう【心法】
《「しんぼう」とも》 1 (‐ポフ) 仏語。 ㋐一切のものを心(しん)と色(しき)とに分けたときの心。心の働きの総称。心王。⇔色法。 ㋑心のあり方。 2 (‐パフ) ㋐心を修練する法。精神の修養...
じんたい‐ら・し【人体らし/仁体らし】
[形シク]人品がよく見えるさま。人柄がりっぱである。「—・しき人をつれ来て、我を見せけるに」〈浮・一代女・六〉
しんりん‐こうえん【森林公園】
森林地帯を利用した自然公園。 武蔵丘陵(むさしきゅうりょう)森林公園の略称。
ず
[助動][ざら|ざり|○|ざる|ざれ|ざれ]活用語の未然形に付き、断定的な否定判断を表す。ない。ぬ。→ざり →ぬ「あらたまの年の緒長く逢はざれど異(け)しき心を我が思(も)はなくに」〈万・三七七...
しら‐はり【白張り】
1 糊(のり)をこわく張った白い布の狩衣(かりぎぬ)。雑色(ぞうしき)などが着た。白張り装束。小張り。はくちょう。 2 白い紙を張ったままであること。また、そのもの。「—の傘」 3 「白張り提灯...
しらなみごにんおとこ【白浪五人男】
歌舞伎狂言「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」の通称。
すが・れる【尽れる/末枯れる】
[動ラ下一][文]すが・る[ラ下二] 1 草木が盛りの季節を過ぎて枯れはじめる。「梅が散って、桃が—・れて」〈風葉・恋ざめ〉 2 人の盛りが過ぎて衰えはじめる。「自然(じねん)と—・れて来る気の...