りゅう‐れい【流例】
古くからのしきたり。慣例。るれい。「代々の—として」〈太平記・二七〉
りょう【寮】
1 学生・従業員などのための共同宿舎。「会社の—」 2 茶室としてつくった小さな建物。数寄屋。また、その名目でつくった江戸の富裕町人の別宅。下屋敷。 3 律令制で、多く省に属し、職(しき)より下...
りょう【綾】
[人名用漢字] [音]リョウ(呉)(漢) リン(唐) [訓]あや 〈リョウ〉模様のある絹織物。あやぎぬ。あや。「綾羅」
〈あや〉「綾絹・綾錦(あやにしき)」 [難読]綾子(りんず)
りょうがきょう【楞伽経】
大乗経典。漢訳は求那跋陀羅(ぐなばつだら)・菩提流支(ぼだいるし)・実叉難陀(じっしゃなんだ)による三種が現存。如来蔵思想と阿頼耶識(あらやしき)思想とが交流したインド後期の大乗仏教思想を表す。...
りょうら‐きんしゅう【綾羅錦繍】
あやぎぬとうすぎぬと錦(にしき)と刺繍(ししゅう)をした布。美しい衣服。
りょ‐ちょう【呂調】
雅楽で、呂旋法に基づく調子。六調子のうちの壱越(いちこつ)調・双調(そうじょう)・太食(たいしき)調。呂。⇔律調。
りん‐しょう【林鐘】
1 中国音楽の十二律の一。基音の黄鐘(こうしょう)より七律高い音。日本の十二律の黄鐘(おうしき)にあたる。 2 陰暦6月の異称。
りん‐ぜつ【輪説/臨説】
1 雅楽の箏(そう)の演奏法の一。残楽(のこりがく)に用いられる特殊な奏法。閑掻(しずがき)と早掻(はやがき)を併用する。 2 正統でない見解。「—を好み珍しき所を求むるは」〈連理秘抄〉
りんだい【輪台】
雅楽の曲名。唐楽、盤渉(ばんしき)調で新楽の中曲。舞は四人の平舞で、常に青海波(せいがいは)の序として舞う。もとは中国西域地方の民俗楽舞といわれる。番舞(つがいまい)は敷手(しきて)。
るい【累】
[常用漢字] [音]ルイ(呉)(漢) 1 次々とつながり重なる。つみ重ねる。「累加・累計・累日・累積・累代・累卵・累累」 2 回を重ねて。しきりに。「累次・累進」 3 かかわり合いになる。足手ま...