しち‐しゅ【七衆】
仏の教えを奉ずる人々を7種に分けたもの。比丘(びく)・比丘尼・式叉摩那(しきしゃまな)・沙弥(しゃみ)・沙弥尼・優婆塞(うばそく)・優婆夷(うばい)のこと。
した‐ま・つ【下待つ】
[動タ四]《「した」は心の意》心の中でひそかに待つ。心待ちに待つ。「もし見たるけしきもやと、—・たれけむかし」〈かげろふ・中〉
した‐もえ【下燃え】
1 炎が表に出ないで、物の下で燃えていること。 2 《「した」は心の意》心の中で思い焦がれること。「—に思ひ消えなむけぶりだにあとなき雲のはてぞ悲しき」〈新古今・恋二〉
した・む【湑む/釃む】
[動マ五(四)] 1 液体を滴らせる。また、しずくを残らず垂らしきる。「冷たくなった徳利の底の酒を—・んで飲んだが」〈水上・大阪の宿〉 2 布などに液体をしみこませる。「酒精(あるこおる)で—・...
した‐やしき【下屋敷】
「しもやしき」に同じ。
しちきょう‐おち【七卿落ち】
文久3年(1863)8月18日の政変で、公武合体派に敗れた尊王攘夷派の公卿、三条実美(さんじょうさねとみ)・三条西季知(さんじょうにしすえとも)・東久世通禧(ひがしくぜみちとみ)・壬生基修(みぶ...
し‐ご【識語】
⇒しきご(識語)
しけ・し【蕪し】
[形シク]きたない。荒れている。「葦原の—・しき小屋に菅畳(すがたたみ)いやさや敷きて我が二人寝し」〈記・中・歌謡〉
し‐でん【私田】
1 私有の田。個人所有の田地。 2 律令制で、位田・職田(しきでん)・賜田(しでん)・口分田(くぶんでん)・墾田など、個人に給された田。⇔公田。
しき‐の‐かみ【式の神/識の神】
「式神(しきがみ)」に同じ。