てんしき【転失気】
落語。体調のすぐれない和尚が診察に訪れた医者から「てんしき」があるかないかを聞かれる。和尚は知ったかぶりをしてその場をごまかし、あとで小僧を呼んで近所に「てんしき」を調べに行かせる。だれもが知...
よし‐きり【葦切/葭切/葦雀】
スズメ目ヨシキリ科ヨシキリ属の一群の鳥。日本ではオオヨシキリとコヨシキリが夏にみられ、葦原でギョギョシと鳴く。行々子(ぎょうぎょうし)。よしわらすずめ。《季 夏》「—や葛飾(かつしか)ひろき北み...
ふ【敷】
[常用漢字] [音]フ(呉)(漢) [訓]しく 〈フ〉平らに広げて全体に及ぼす。しき延べる。「敷衍(ふえん)・敷設」 〈しき(じき)〉「敷居・敷金・敷地・敷布/座敷・屋敷・河川敷・千畳敷・風...
いさお・し【勲し/功し】
[形シク] 1 勇ましい。雄々しい。「里坊(さとまち)の百姓(おほむたから)の清く正しく—・しき者を取りて充てよ」〈孝徳紀〉 2 勤勉である。「其れ如此(これら)の人は皆君に—・しきこと無く」〈...
しょく【職】
[音]ショク(漢) シキ(呉) [学習漢字]5年 〈ショク〉 1 本分として担当すべき役目や任務。「職員・職掌・職責・職務/汚職・解職・官職・劇職・辞職・重職・殉職・神職・聖職・奉職・役職・要...
おぼほ・し
[形シク]《「おほほし」「おぼぼし」とも》 1 おぼろげである。ぼんやりしている。「雲間よりさ渡る月の—・しく相見し児らを見むよしもがも」〈万・二四五〇〉 2 心が沈んで晴れない。「玉桙(たまほ...
はち‐いん【八音】
《連声(れんじょう)で「はっちん」とも》 1 中国で、発音体の材料によって分類した8種の楽器。金(きん)(鐘(しょう))・石(せき)(磬(けい))・糸(し)(弦楽器)・竹(ちく)(管楽器)・匏(...
いま‐めかし・い【今めかしい】
[形][文]いまめか・し[シク]《動詞「いまめく」の形容詞化》 1 現代的でしゃれている。現代風である。「明治二十年代でも—・い洋服を着ていたのであろう」〈芥川・点鬼簿〉 2 にぎやかだ。「女官...
さつませんだい【薩摩川内】
鹿児島県北西部にある市。川内川下流の九州本土区域と、甑島(こしきしま)区域からなる。奈良時代には薩摩国府が置かれた。平成16年(2004)川内市、樋脇(ひわき)町、入来(いりき)町、東郷町、祁答...
しき‐がみ【式神/識神】
陰陽道(おんようどう)で、陰陽師が使役するという鬼神。変幻自在な姿で、人の善悪を監視するという。しきのかみ。しきじん。しき。