そう【喪】
[常用漢字] [音]ソウ(サウ)(呉)(漢) [訓]も うしなう 〈ソウ〉 1 死者を弔う儀礼。「喪家(そうか)・喪礼/国喪」 2 なくす。失う。「喪失/阻喪」 〈も〉「喪主・喪中・喪服/服喪」
そう‐ぼう【喪亡】
[名](スル)なくなること。ほろびること。また、うしなうこと。「尽く失敗—に至ると雖も」〈中村訳・西国立志編〉
そう‐しつ【喪失】
[名](スル)うしなうこと。多く抽象的な事柄についていう。「資格を—する」「権威—」「記憶—」 [補説]書名別項。→喪失
たわ‐たわ【撓撓】
[形動][文][ナリ]枝などがたわみしなうさま。「下の蜜柑は…大きな木ばかりへ—にまぶれ附いて実(な)っている」〈三重吉・小鳥の巣〉
たわ‐わ【撓】
[形動][文][ナリ]実の重さなどで木の枝などがしなうさま。たわ。「枝も—に実る」
たわ・む【撓む】
[動マ五(四)] 1 他から力を加えられて弓なりに曲がる。しなう。「実の重みで枝が—・む」 2 飽きて疲れる。心がくじける。「我が心は決して—・むことなし」〈鴎外訳・即興詩人〉 →撓(しな)う...
おおり【撓り】
花や葉がたくさんついて枝がしなうこと。「萩(はぎ)の花咲きの—を見よとかも」〈万・二二二八〉