しゃち【鯱】
1 マイルカ科の哺乳類。体長約7メートルのハクジラ。背は黒色、腹は白色。雄の背びれは大きく、直立する。性質は獰猛(どうもう)で、イカ・魚類のほかアザラシ・アシカ・イルカ類、時には群れで鯨などを襲...
しゃ‐ち【社地】
神社の領有する地域。神域。
しゃ‐ち【車地】
重い物を引っ張ったり持ち上げたりするために、綱をかけて巻き上げる大きな轆轤(ろくろ)。絞車(こうしゃ)。車盤(しゃばん)。
しゃち‐がわら【鯱瓦】
「鯱瓦(しゃちほこがわら)」に同じ。
しゃ‐ちく【社畜】
《会社に飼い慣らされている家畜の意》会社の言いなりになって、つらい仕事でも文句も言わず働いている会社員を、皮肉を込めてからかう語。 [補説]小説家の安土敏の造語という。
しゃちくぶんこ【洒竹文庫】
大野洒竹の蔵書コレクション。古俳書約4000部からなり、大野没後の大正5年(1916)、東大国文学研究室に寄贈されたが、関東大震災により約1000部を焼失。現在は約3000部が同大学総合図書館に...
しゃちこ‐ば・る【鯱張る】
[動ラ五(四)]「しゃちほこばる」の音変化。「緊張して—・る」
しゃちばり‐かえ・る【鯱張り反る】
[動ラ四]「鯱張(しゃちほこば)る」に同じ。「血まぶれの剣ひっさげ、—・って帰りけり」〈浄・今国性爺〉
しゃち‐ば・る【鯱張る】
[動ラ四]「しゃちほこばる」に同じ。「我等はあとにと—・って居た」〈浄・忠臣蔵〉
しゃち‐ほこ【鯱】
1 想像上の、魚に似た海獣。頭は虎(とら)に似て背に鋭いとげがあり、尾は空に向かって反り返る。 2 城などの屋根の大棟(おおむね)の両端につける1をかたどった金属製・瓦製などの飾り物。火よけのま...