しんけい‐しっかん【神経疾患】
脳・脊髄・末梢神経などに障害を引き起こす病気の総称。脳卒中、認知症、パーキンソン病・脊髄小脳変性症などの神経変性疾患、重症筋無力症・多発性硬化症などの免疫性神経疾患、ギランバレー症候群などの末梢...
しんけい‐しつ【神経質】
[名・形動] 1 情緒的に不安定で、わずかなことにも過敏に反応して自分を病的な状態だと思い込む気質。 2 細かいことまでいちいち気に病むさま。「見かけによらず—な男」「他人の評価に—になる」
しんけい‐しゅうまつ【神経終末】
神経細胞体から伸びた軸索の末端部分。他の神経細胞(ニューロン)とシナプスを介して結合し、神経伝達物質を放出して情報を伝える。また、髄鞘が消失して神経の末端となっているもの(自由神経終末)や、触覚...
しんけい‐しゅうもう【神経集網】
⇒神経叢(しんけいそう)
しんけい‐しょう【神経症】
心理的な原因によって起こる心身の機能障害。精神疾患にみられる人格の障害がなく、自分は病気だという意識がある。不安神経症(不安障害)・心臓神経症・強迫神経症(強迫性障害)・心気症・ヒステリーなど。...
しんけい‐しょう【神経鞘】
末梢神経の神経線維(軸索)の最外層にある膜。シュワン細胞とよばれる薄い細胞からなり、栄養補給を担うとされる。シュワン鞘。
しんけいしょうがいせい‐とうつう【神経障害性疼痛】
末梢神経や中枢神経の損傷や障害によって生じる疼痛。外傷や手術、あるいは癌(がん)・糖尿病・帯状疱疹などの疾患による神経障害に伴って起こり、軽く触れただけで激しい痛みを感じたり、刺激を受けなくても...
しんけい‐しょうしゅ【神経鞘腫】
末梢神経を取り巻く神経鞘(しんけいしょう)細胞(シュワン細胞)から発生する腫瘍。聴神経にできることが多い。ほとんどが良性。
しんけいしょうせい‐うつびょう【神経症性鬱病】
《「神経性鬱病」とも》⇒気分変調症
しんけいしょうせい‐しょうがい【神経症性障害】
心理的なストレスによって誘発されるパニック障害・不安障害・PTSD・摂食障害などの総称。