しん‐の‐いっせい【真の一声】
1 能の構成部分の一。大部分の脇能と「松風」で、ツレを伴った前ジテが登場したときにうたう謡。 2 能の囃子事(はやしごと)の一。1に先だつ囃子で、大鼓・小鼓に笛があしらう。
しん‐のう【心王】
《「しんおう」の連声(れんじょう)》仏語。心それ自体のこと。心は個別の精神作用に対し、総体を認識する主体であるところから王といったもの。
しん‐のう【心嚢】
「心膜」に同じ。
しんのう【神農】
中国古代神話上の帝王。三皇の一。人身で牛首。農耕神と医薬神の性格をもち、百草の性質を調べるためにみずからなめたと伝えられる。日本でも、医者や商人の信仰の対象となった。炎帝神農氏。
しん‐のう【進納】
奉(たてまつ)ること。献納。〈日葡〉
しん‐のう【新皇】
《「しんおう」の連声(れんじょう)》 1 あたらしく皇位についた人。新帝。 2 天慶2年(939)平将門が東国の支配者として自称したという称号。
しん‐のう【親王】
《「しんおう」の連声(れんじょう)》 1 現行の皇室典範で、嫡出の皇子および嫡男系嫡出の皇孫の男子に対する称号。旧皇室典範では、皇子から皇玄孫までの男子の称号。 2 律令制で、天皇の兄弟および皇...
しんのう‐えん【心嚢炎】
「心膜炎」に同じ。
しんのう‐かざり【親王飾り】
内裏雛(だいりびな)(男女一対)のみの雛飾り。
しんのう‐け【親王家】
中世以後、代々親王の称号を許された皇族の家筋。江戸時代には、伏見宮・桂宮(かつらのみや)・有栖川宮(ありすがわのみや)・閑院宮の四親王家があった。