じ‐げ【地下】
1 清涼殿殿上(てんじょう)の間に昇殿することを許されていない官人の総称。また、その家柄。一般には蔵人(くろうど)を除く六位以下をいう。地下人。⇔堂上。 2 官職・位階など公的な地位をもたないこ...
じ‐げ【地毛】
かつらなどでなく、本来生えている髪の毛。地髪(じがみ)。自毛(じもう)。
じ‐げ【寺解】
寺から朝廷・役所に差し出す上申文書。
じげ‐あみ【地下網】
一村または集落による漁労組織。村または集落の住民が、各自資金・資材・労力などを提供し合って、網による漁業を共同経営すること。村張りの網。
じ‐げい【地芸】
歌舞伎で、所作事(しょさごと)に対して、写実的演技のこと。
じげ‐うけ【地下請】
⇒百姓請(ひゃくしょううけ)
じげ‐ざむらい【地下侍】
身分の低い武士。ある土地に土着し、平常は農耕に従事した。
じ‐げつ【二月】
「にがつ」に同じ。「梅花を折って頭にさせば—の雪衣に落つ」〈謡・高砂〉
じげ‐にん【地下人】
1 「地下(じげ)1」に同じ。 2 「地下(じげ)2」に同じ。「侍は知行を取り上げられ、—は身上衰へて田地を売りて」〈仮・浮世物語・五〉 3 「地下(じげ)3」に同じ。「国々の兵(つはもの)に、...
じげ‐の‐くぎょう【地下の公卿】
清涼殿殿上(てんじょう)の間に昇殿を許されない公卿。地下の上達部(かんだちめ)。